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原因と症状

逆流性食道炎の原因はさまざまで、その症状も多岐にわたります。まずは原因と症状を理解することから始めましょう!

逆流性食道炎の原因

逆流しないはずの胃液や胃の中の内容物が逆流することで、食道の粘膜が炎症を起こしてしまうのが逆流性食道炎です。なぜ逆流が起こってしまうのでしょうか?

原因と症状

胃酸の過剰分泌、胃粘膜の減少

逆流性食道炎の大きな原因は胃酸の過剰分泌にあります。これに加え胃粘膜が減少すると症状が悪化しやすくなるのです。肉や脂っこいものばかりを食べていたり、暴飲暴食をすると、それを消化するために胃がたくさんの胃酸を分泌します。

また、胃粘膜は加齢の影響などによって徐々に減少していくのですが、これにより胃酸が胃壁に与えるダメージが増え、炎症を起こすことによって胃炎や胸やけに繋がることがあるので注意が必要です。 胃酸の過剰分泌を抑えるためには暴飲暴食を避け、体に優しいものを取り入れましょう。

下部食道括約筋の機能の低下

通常、健康な状態であれば胃酸は逆流しません。しかし、逆流を食い止めている筋肉の働きが低下すると逆流性食道炎になってしまうことがあるのです。

胃から食道への逆流を防ぐために下部食道括約筋という筋肉が活躍しているのですが、この筋肉の働きが低下すると胃酸が逆流しやすい状態になります。下部食道括約筋の機能が低下する大きな原因は加齢によるものです。年齢を重ねるとどうしても下部食道括約筋の機能は衰えてしまうので、暴飲暴食を防ぎ、胃酸が作られ過ぎるのをおさえましょう。

喘息や血圧、心臓の薬を飲んでいる場合は副作用で下部食道括約筋をゆるめてしまうものがあるので、医師に相談をしてみてくださいね。

腹圧の上昇

お腹が締めつけられたりして腹圧が上昇すると胃が圧迫されます。これにより胃酸が逆流しやすい状態になり、逆流性食道炎になることがあるのです。普段から腹部を締めつけるベルトをつけていたり、フィットする服が好きな方は腹部を圧迫しないものに変更しましょう。

また、猫背の姿勢が多い方も腹部が常に圧迫される状態になるので姿勢の改善が必要です。デスクワークをしている方も前のめりの体勢になりやすいので注意してみてくださいね。 他には肥満体型にある方もお腹周りについた脂肪が原因で胃が圧迫されることがあります。これは姿勢を注意しても改善できるものではないため、ダイエットをして胃の負担を減らしましょう

ピロリ菌の減少

ピロリ菌はいない方が良いと思われがちですが、逆流性食道炎に限っていうとピロリ菌がいないことによってリスクが高まりますというのも、ピロリ菌が胃に炎症を引き起こすと胃酸の分泌が少なくなるのです。ピロリ菌がいないということはこの炎症が起きないわけなので胃酸が分泌されやすい状態になります。

衛生環境の改善によってピロリ菌に感染していない人が増えたのも逆流性食道炎患者が増えた理由の一つです。ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因にもなるので除菌するに越したことはありません。ピロリ菌に感染している方は除菌に加えて逆流性食道炎の対策を併用しましょう。

生活習慣(タバコ、飲酒、ストレス)

タバコや飲酒は健康に良くないだけでなく、逆流性食道炎も招きます。これらは胃を刺激する原因になります。逆流性食道炎の大きな原因でもある胃酸は胃を刺激することによって分泌されるので、タバコを吸ったりお酒を飲むことは逆流性食道炎の原因を自ら作っていることになるのです。

また、ストレスは食道の機能を弱める作用があるため、逆流性食道炎のリスクが高くなります。ストレスを溜め込むことは下部食道括約筋の緩みにもつながるのでタバコと飲酒を控え、ストレスを感じている場合はそれも改善できるように対策を取ってみてくださいね。

これは生活習慣とも関わっているのでなかなかすぐには改善できないかもしれませんが、できることから実践していくことが大切です。

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の症状としては次のようなものが挙げられます。一つだけでなく、これらが複数現れる方も多いです。

胸やけ、呑酸(どんさん)・胃もたれ

胸の辺りが焼けるような不快感に包まれるのが胸焼けです。また、ゲップをした際に酸っぱいものが上がってくる呑酸、胃もたれといったものも逆流性食道炎の代表的な症状になります。呑酸があると喉の痛みやヒリヒリ感をおぼえることも多く、一日中不快感に悩まされている方も多いようです。特に食べ過ぎたわけではないもののゲップが出る場合は逆流性食道炎を疑ってみましょう。

食後の体の中は食べ物を消化するためにとても強い酸性の状態になっています。胃の内側部分は粘膜があるためこの酸性の影響を受けにくいのですが、胃酸が上がってくると胃酸の影響を受けやすい食道に到達し、焼けたような症状を感じることがあるのです。胸やけを感じていたり、呑酸がある場合は胃酸が食道に上がってきている証だともいえるでしょう。

吐き気、嘔吐

胃酸が逆流したり、消化不良が起きた際に吐き気を感じることがあります。特に食後にこれらの症状が起こりやすくなり、症状がひどい場合にはゲップをした際に嘔吐してしまうこともあるので辛さを伴う症状です。

食後は食べたものが活発に消化されているのですが、逆流性食道炎になると胃の働きが弱まった状態になるため、なかなか消化が進みません。すると消化不良の状態に繋がり、胃の中に長時間食べ物が残ったままの状態になるのです。特に食べ過ぎたあとは胃の中にたくさんのものがとどまった状態になり、吐き気の原因に繋がることもあります。

胃酸の逆流があった場合には本来であれば下に流れるはずのものが上に向かってくるわけなので吐き気に繋がりやすいことが想像できますよね。できるだけ食べ過ぎを防ぎながら対策を取り入れていくことが重要です。

胸(胃)の痛み

胸が締め付けられるように痛むのも症状の一つで、その痛み方が狭心症に似ているのも特徴です。人によっては胸ではなく胃が痛んだり、両方が痛むこともあります。食後に症状を感じやすく、逆流性食道炎によって胃酸が食道に到達し、粘膜を荒らすことにより胸が痛くなるのです。常に痛みを感じてるよりもチクッとした痛みを感じるケースが多いので、痛みを感じたら安静にしましょう。

胃も胃酸による刺激により痛みが起こります。本来、胃の内側は粘膜によって守られているのですが、粘膜がダメージに耐え切れなかった時に胃痛が発生することがあるのです。逆流性食道炎になると。食道と胃の両方にダメージを受けやすい状態になるため、自分で痛みを感じているのは胃だと思っていたものの、精密検査を受けてみたところ炎症が発生しているのは食道だったケースも珍しくありません。

腸のトラブル

腸の代表的なトラブルといえばお腹の張りやガスがたまりやすくなるということです。特にオナラの回数が増えたり、ニオイの強いオナラが出ることがあります。食べ過ぎたわけではないのにお腹がパンパンに張ったり、食後しばらくたってもなかなかお腹の張りが治まらない場合も多いです。お腹が張ることにより普段から息苦しさを感じることもあります。

逆流性食道炎が原因のオナラに悩んでいる方の中には、オナラに加えてゲップがたくさん出ることに悩んでいる方もいるのですが、ほとんどの場合はオナラが直接的に逆流性食道炎と関係しているわけではありません。必要以上に空気を飲み込んでしまう呑気症などがあると取り込みすぎた空気がゲップやオナラとして排出されます。ゲップの回数が増えると胃酸の逆流を防ぐ下部食道括約筋がゆるみ、逆流性食道炎になることがあるのです。

咳、のどの痛み

喉や気管支が逆流した胃酸によって刺激されると咳や喘息の引き金になります。また、胃液によって喉が炎症した状態になると喉の痛みを感じたり、ものを飲み込む際の不快感や声が枯れるといった症状が出るケースも多いです。何となく喉がつかえている感じがある場合には逆流性食道炎を疑ってみましょう。

少し厄介なのが風邪と間違えやすいということです。通常の風邪は長くても1週間程度で良くなりますが風邪の症状が治っても喉のつまりや痛み、違和感があるようならば逆流性食道炎の可能性もあります。ただの風邪だと思って放置しているとその間に逆流性食道炎の状態が悪化することもあるのです。
常に何か喉に異物感があったり、圧迫感がある方もいるのですが、大きな原因は逆流した胃酸が喉や気管支を刺激していることにあるため逆流性食道炎を治さなければなかなか状態は良くなりません。

口臭

逆流性食道炎で特に口臭の大きな原因になるのが呑酸です。口臭の問題は自分では気づきにくいことに加え、周りも指摘しにくいため逆流性食道炎で呑酸の症状がある場合は口臭がきつくなっていることを疑いましょう。

または、胃の中もかなりニオイがあるのですが、これは通常、胃と食道の間にある筋肉が蓋の役割を果たしているため口を通して漏れることはありません。しかし、逆流性食道炎になると蓋の役割を果たす筋肉がゆるみ、胃の中にあるものが喉まで上がってくる際に胃のニオイも漏れてしまうことがあるのです。
自分の口臭がきついのではないか、人に迷惑をかけているのではないかと思うとストレスにも繋がりますよね。ストレスも逆流性食道炎を悪化させる要因の一つなので、ストレスが原因で口臭が悪化する方も多いです。

不眠

ご紹介したように逆流性食道炎になると実に様々な症状が現れます。これらの不快感が気になり、十分な睡眠が取れなくなる方も多いのです。寝不足の状態になると集中力が続かなくなるだけでなく、疲れも回復しません。これがストレスに繋がることもあります。

また、十分な睡眠が取れないと日中に眠気を感じて休憩時間や空き時間に机に突っ伏して過ごす方もいるでしょう。すると体は前のめりの状態になりますが、これにより腹圧の上昇が起こり胃酸が逆流しやすくなることもあるので注意が必要です。特に慢性的な逆流性食道炎に悩んでいる方の中には不眠が日常的なものになり、深刻な不眠症に繋がってしまう方もいます。

このように、逆流性食道炎が原因で起きる症状は一つではありません。複数の症状が現れると日常生活を健康的に送ることも難しくなるので、状態が悪化する前にケアを心がけましょう。

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